ハロウィンは日本でなぜ定着したのか

2014-10-31T01:41:03+00:002014年10月31日|Categories: 経済・社会|

今日10月31日はハロウィンということで、しかも金曜日ということもあり、おそらく今夜は六本木や渋谷が大変な騒ぎになるのだと思います。 四六時中お金と女性のことしか考えていない私としては、マクロ的に見ればイベントが増えて国内の景気が上向きになって大歓迎だし、ミクロ的に見れば特に何も予定がないので忌々しい気分になるのだろうという気はしています。 それにしてもすっかり定着しましたね。 数日前から街では仮装の人をかなり見かけますし、何の違和感もなく「あぁ、ハロウィンか」くらいにしか思わなくなりました。 広まったきっかけについては、ディズニーランドが仮装パーティーを始めたからだとかいう話もありますが、それは結構前の事で、急激に広まったのはここ4,5年という肌感覚がありますので、ちょっと違うように思います。 ではなぜだろうかと思いを馳せると、結局はマス媒体がを喧伝したからだろうな、ということしか思い浮かばないのが情けないところです。 ただ土用の丑の日よろしく、市場を作り出すマーケティングは長期的に見てとても素晴らしいことで、単純に楽しみが増えて、経済活動が活発になるのならとても健全と言えるのではないでしょうか。 そして、日本のハロウィンが特徴的なのは大人が仮装をして街を練り歩いてどんちゃん騒ぎをする、という部分のみ広まった点です。 海外だって大人も仮装をしますが、とはいえ本来はあくまで子どもがお化けの格好をして大人が驚いてあげるイベントの色が強く、しかしその部分はまったくもって広まっていないというのは大変面白いと思います。 ただ、日本独自の季節のイベントとというのは、お正月、七五三、こどもの日、運動会、そして最近の恵方巻きに至るまで、割と「家族」向けのイベントが多いように思われ、そんな中、特に大人向けイベントとして定着している、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーなどは要するに色恋沙汰に関わるもののみで、よく鑑みると「友達同士」で公然とこの日はバカをやっても良い、みたいなのが成人の日くらいしかなかったのではないか、という気はします。 「ハロウィンはリア充の祭典」という定義にはまったくもって同意しますが、それは恋人関係のベクトルではなく、友達方向でのそれとして、もしかしたら今まであまりなかった種で、広告代理店関係の人はその辺うまいことついてきやがったな、という気はします。 おそらくこのハロウィン市場は、今後数年は勢いを増すばかりなのだろうと確信していますし、明日の夜忌々しい気分になるのも確信しています。

mixi SNSにキリ番通知機能を追加

2014-10-29T00:48:05+00:002014年10月29日|Categories: コミュニケーション|

株式会社ミクシイは、運用するSNS「mixi」に新機能として「キリ番通知機能」を追加した。 「キリ番」とは「足あとの累計数がちょうどキリの良い数字に達する」の意味で、100番や777番などがそれに当たる。 キリ番を踏んだユーザーは「足あと帳」に「キリ番ゲット!」とコメントを書き入れなければならず、もし忘れた場合は、オーナーが日記上で「キリ番777は○○さんでした! ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪」と記載するか、プロフィール欄トップで激怒するまでが仕様。 発表された側は、何がおめでたいのかわからなくても「ありがとう」と答え、怒られたら謝るのがルールとなっている。 開発を担当した現会長の笠原健治氏は、「なんかゲームで儲かってるみたいだからドサクサ紛れに上書きした」と語り、「ソースはローカルにあったものを使っただけなので開発期間は5分」と語った。 ミクシイでは今後、 ・バトン日記 ・ログインが5分以内になっているのに日記を見ていない人を特定 ・CGIアクセスカウンター ・blinkタグ などの機能追加を予定しており、「多分すぐに出来る」とのことだ。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/28/news082.html

いくつかの社会的モラル問題が、東京の交通事情に起因してることについて

2014-10-13T20:41:16+00:002014年10月13日|Categories: 経済・社会|Tags: , |

最近特に目につくようになった、妊婦さん問題やベビーカー問題。 「マタニティマーク」妊婦が権利振りかざしている? 「着けるのが怖い」の声も http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/10/news046.html ベビーカーで電車、3割が「迷惑」 大型化で摩擦増加 http://www.nikkei.com/article/DGXBZO13161940Q0A820C1WZ8000/ それに、いつまでたってもなくならない痴漢問題。 こういった話が出てくると、必ず「昨今の日本人のモラルの低下だ!」みたいになりがちですが、単純に「満員電車がひどくなければ、そんなに起きないんじゃね?」という気がしてなりません。 これら諸問題は、もし東京の交通の便がもっと良かったら、あるいは東京にもっと人が少なかったら発生すらしておらず、わざわざモラルの低下とか、思いやりの欠如とかに昇華される大仰なことではなく、実はすごく単純な原因があるのではないでしょうか。 「いや、これはもっと議論され解決されるべき、根本的な人間性の問題だ」としたい人もいると思いますが、ものすごく狭い部屋に数人の人間が監禁されたら同じような状況になるはずで、そうすると、こういうのは「起こらなくてもいい問題」だと言えます。   とはいえ、東京の電車が朝も夜もガラガラになるというのは考えづらく、まず不可能でしょう。 ではどうすればいいのかと思考ゲームをすると、フレックス制や在宅勤務を推進する、という案が一つあります。 しかし、何となくうまくいってません。 富士通、シャープ、キャノン、(旧)三洋、NECなど、名だたる大手企業がフレックス制を廃止してしまいましたし、一番推進しそうなIT系でもその動きは鈍いです。 ヤフーもやめたでしょ。「ノマド」「在宅勤務」を禁止する理由 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20141003/418462/ これついてはいろいろな方に話を聞いていて、残業代の抑制が目的ではなど出てきますが、大局を占めるのは「大多数の時間帯に合わせることが結局一番効率がいい」が真理っぽいです。 それによって経済活動の合理化とか、さまざまな問題が解決されているのでしょうが、前述のような弊害も出ている、という解釈ができるでしょうか。   そうなると、結局解決する方法は「もっと線路を増やす」ことくらいしか現実的になさそうで、なんだか相当時間が掛かりそうで滅入ります。 あーあとはあれですかね、タクシーの料金規制をなくすとか。 下限の料金が国で決められているというのは、色んな理由があるかもしれませんが、やはりおかしい気がします。 ニューヨークのタクシーが安いのは、移民を採用しているからだ、という意見がありますが、 http://www.sankei.com/politics/news/140718/plt1407180035-n1.html タクシーにかぎらず、経済に健全な競争原理が働かないと、長期的視野では、日本人が移民として他の国に出稼ぎする日が近づくだけではないでしょうか。

国内最大の謎コミュニティ 趣味人倶楽部とは

2014-10-07T07:00:20+00:002014年10月7日|Categories: コミュニケーション|Tags: |

現時点で最も利用頻度の高いSNSといえば、Facebookだろうと思います。それに対し、国産のSNSと聞いてすぐに思い出すのは(今はもうモンストの会社かもしれませんが)やはりmixiではないでしょうか。 しかし、会員数31万人ながら月間PV2億6千万と、mixiの3億4千万(2013年)に迫る利用率を誇るコミュニティサービスがあることはあまり知られていません。 それこそが、DeNAが運営する「趣味人倶楽部」です。 趣味人倶楽部は主に50代以上を対象としたSNSで、その年代の方には圧倒的なリーチを誇っています。その最大の特徴が、近畿日本ツーリストと組んでいることからもわかる通り、会員同士が実際に旅行に出かける点。これは開設当初からで、ネット上の閉じた世界ではなく、旅行やツアーに行くことを前提としたサービス作りをしていた印象があります。 そしてこの趣味人倶楽部、実際には中年世代の「出会い系サイト」だともいわれています。50代以上の世代が、ここでコミュニケーションした人と実際に出会い、男女として交際をはじめているのです。 それ自体何ら悪いことではありません。分別をわきまえた大人を対象としているのですから、むしろニーズをとらえたまっとうなサービスだと言えるのではないでしょうか。なにせ、50歳以上の女性の4人に1人は恋愛中なんですってよ! 国内最大級のおとな向け趣味交流サイト「趣味人倶楽部」『恋する川柳コンテスト』入賞作品を発表! 「うつり香は あばたえくぼの 華麗臭」 (60代・男性) 「なぜなんだ 「恋」と言う字が 「変」に見え」 (70代・男性) 「大好きと 書いちゃ又消す キーボード」 (70代・男性) 「気が付けば 初恋の味 薄くなり」 (60代・男性) 「好きだよと 聴いた気がした 空耳か」 (70代・女性) 70代男性がキーボードで「大好き」と書いちゃまた消す風景。いくつになっても恋愛はできるのだなと、清々しさに似た感情が湧いてきます。 ついでに、趣味人倶楽部の中身をちょっと覗いてみると、とてつもなく密度の濃いコミュニケーションが繰り広げられていることがわかります。 日記は秒単位で更新され、 http://smcb.jp/_pl00 Q&A掲示板には瞬く間に回答がつく。 http://smcb.jp/_qs00 その姿はまさに全盛期のmixiを彷彿とさせ、国産SNSにもまだこんなところがあったのかと、懐かしさと妙な感動を味わうことができます。 日本の人口は、50代以上がもう半分を占めようかというところまで来ています。SNSなどを楽しむのは主に20~30代であり、それ以上の世代は敬遠しがち、そもそも「シニア世代はパソコンやネットに弱い」という固定観念がありましたが、実はそうではなかったのです。 実は以前、某企業に勤めていた際、(結局実現には至りませんでしたが)同じようなコミュニティサイトを企画したことがありました。自分で企画したものの、一体何から手を付けていいか分からなかった私は、いきなり趣味人倶楽部のお問い合わせ窓口から担当の方への面談を申し込みました。今思えば、曲がりなりにも競合サイトを作ろうとしているのに、DeNAの担当の方は嫌な顔ひとつせず迎えて下さり、懇切丁寧にお話をしてくださいました。その節は、本当にありがとうございました。 その頃は「シニアコム」や「小僧SNS」というサービスがこのカテゴリを押さえていましたが、破竹の勢いで伸びてきた趣味人倶楽部があっという間にトップに立ち、収益化が難しいコミュニティサービスにおいて早々に黒字を達成してしまったことを鮮明に覚えています。 それにしても、日本の金融資産のほとんどは50代以上が握っているわけですが、やはり国内でビジネスとしてサービスを興すなら、この世代を狙うのはひとつの解なんだろうな、と思う次第です。 趣味人倶楽部