Webサイトを立ち上げて、お問い合わせ窓口を設けると、早速以下のようなメールを頂いた。

「件名: 成果報酬の料金は不要です。エンジニアのご提案 株式会社WORKTANKの関戸です。」
人事採用ご責任者様

いつもお世話になっております。
株式会社WORKTANKの関戸と申します。

……中略……

JAVA .net C++ Linux Oracle サーバー構築 ネットワーク等の
エンジニアが約5600名登録しておりますので、
何なりとお申し付けください。
……

この後、さまざまな経歴を持ったエンジニアの一覧が並ぶ。

まぁスパムだろうと思って流し読みしたけど、URLの記載は一切ない。というか、電話番号と住所しか書いていない。

この辺りでWORKTANKへの好奇心は止めることができず、案の定検索してしまった。

http://www.worktank.com/company/
worktankhome

なんというか、狭い。

横幅は600pxとのことで、昨今のディスプレイのワイド化や、レスポンシブデザインなんぞには安易に組みいらん、という強い意志を感じる。むしろ一周回って、スマートフォンのみに最適化しているのかもしれない。違うけど。

そして何より、この思わず脱力しそうなロゴ。

header1

逆にどんなツールを使ったのかが知りたい。手書きだろうか……

しかしよくよく見てみると、WORKTANK社は、なんとインターネット黎明期の1995年からIT専門の求人サイトを運営しているとのこと。
http://www.worktank.co.jp/stage/stage_index.html

95年といえば、Yahoo!が生まれた年、Googleが誕生する3年も前だ。ジェリー・ヤンもラリー・ペイジも、よもや日本にこんなアントレプレナーがいたとは想像だにしなかったろう。

このメールが実際にWORKTANK社から送られてきたのかは分からない。アドレスgmailだし。もしかしたら、競合他社の悪質な嫌がらせかもしれない。

今後、何かの機会があれば、一度この関戸さんにお目にかかりたいものである。