iPhoneロック解除問題で、FBIでも最良のソリューションを探すのに苦労するものなのか

一部巷を賑わせている、iPhoneロック解除問題。簡単にまとめると、テロの犯人が使っていたiPhoneのロックを解除しろとFBIがAppleに詰め寄っている、というやつです。FBIとしては捜査のため、Appleとしては他のすべてのユーザのために互いの主張を譲ることはなく、「開けろ!」「イヤだ!」の繰り返しで遂に法廷闘争にまで発展しました。

しかし、FBIは突然「開ける方法見つけたからもういいわ」と言い残し裁判を放棄。結局セキュリティ関連会社のツールによってiPhoneを解除する、という方向に今日現在向かっています。

個人的にはApple側を支持してはいるけども、お互いの主張は共に理解できるところもあり、一概には判断しかねる問題です。ただ今回思ったのは、「FBIでも最適なソリューション探すのに時間かかるもんなんだ」ということ。

FBIといえば、世界中の情報が集まる場所でしょう。行ったことないので憶測ですが。そんなFBIの人が、ちょっとしたIT系の人に「iPhone開けたいんだけど」とか相談すれば、今回のCellebrite社(実際にここを使ったかは不明)くらい、すぐに分かりそうな気がするのだけど、そういうわけでもないのだろうか。

よく中小企業で「何故これだけのために、こんな大掛かりなシステム組み込んでんだ」という事例があって、まぁ間違いなくベンダーにうまく言いくるめられたんだろう。そういう詐欺に近いやり口は本当になくしたいなと思うんだけど、やはりそこには「じゃあ何が最良のソリューションなのかわからない」という壁がある。しかし、FBIのような組織でもそういったことがあるのかと思うと、世の中すべてがそうやって回ってるんだろうなというちょっとした絶望感も禁じ得ない。

だって、Cellebrite社にいくら払ったかは知らないけども、間違いなくAppleとの訴訟費用ほどではないでしょう。1,500ドルくらいかもという報道もあるし。

それともあれかな。そこまで全部織り込み済みで、「Appleは協力もしないし、セキュリティもザルだし、しょーもねーな」という印象操作をしたいのかな。FBIは。でも何の得もないもんな。

2016-03-29T18:08:49+00:002016年3月29日|Categories: 経済・社会|Tags: , |

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