今年を振り返って

2014-12-31T15:49:41+00:002014年12月31日|Categories: 日々|Tags: |

31日になってもまだ仕事をしている気がするけど、一応今年を振り返るポストを書いてみよう。 7月いっぱいで会社を退職しはや5ヶ月。月並みだけど、本当にあっという間だった。正直、7月以前にどんな仕事をしていたのかはあまり覚えていないが、それ以降は本当に克明に覚えている。 居ても立ってもいられなくなり会社を辞めてしまったけども、今のところは本当に良い結果になったと思う。毎日がこんなに充実していると思えたのは久しぶりだ。 ただ、今なんとかやっていけてるのは、何の収入のあてもない自分に声をかけてくださった方々のおかげ。自分の腕一本でビジネスを興すことを目指しているけども、まだとてもそんな状態とは言えない。 コネと言ってしまうとそれまでながら、今まで積み上げてきた関係の先に更なる発展があると考えると、本当に人とのつながりは重要だと思い知った5ヶ月だった。   現在、Version7としての業務は、主にコンサル、Web制作、執筆がメインとなっている。 正直、これは当初の想定とはちょっと違う。特に、執筆活動にこれだけ重きを置くことになるとは想像していなかった。というより、まさか自分がITmediaやギズモードで記事を書くことになるとは、予想もしていなかった。 中でも、特にギズモードでの仕事は始めてわずか1ヶ月ながらも、メディア運営という意味で多くの気づきを得られた。とても長くなるので、それはまた別の機会に書きたい。   サラリーマンを辞めた理由の一つとして、もっと深くインターネットに関わっていたいという気持ちがあった。私はモノづくりが好きだけれども、大企業になればなるほど(それが悪いというわけではなく当然のこととして)モノづくり以外の仕事をする必要がどうしてもある。 辞めてみて、望み通り深くインターネットに関わることができるようになったが、知れば知るほど、その海の広大さに嘆息せざるを得ない。当然ながら、すべてのことを超一流に突き詰めることは不可能なので、今後はより一層取捨選択を明確にし、できないことはできる人に思う存分頼り、その中で自分の強みはどこなのかを明確に打ち出していく必要がある。何かあった時に「これだったらアイツ」と思ってもらえるような何かを持たなければ、これから先は厳しいと思う。 独立し、単純にスゴイと思える人に大勢お会いできたのも、大きな収穫だ。 自分が思うスゴイ人の共通点は、やはり好きなものをひとつ持っていることである。いろいろ余計なことを考える前に、とにかくこれが好きでたまらなくてやってます、という人は絶対的に強い。それで社会的に成功しているかいないかは関係なく、そういう人は自信に満ちているし、人間的にも魅力的だ。そういった熱量に触れると自分にもよい影響があるので、今後もいろいろな方にお会いしたいし、自分も周りに対してそういった価値のある人間になれればと思う。   収益的には少し安定してきたけども、止まると死ぬマグロのような生活は、来年も、むしろこの道を選んでしまった以上、生涯続くことになるだろう。不安が襲ってくることもなくはないが、楽しみの方がはるかに大きい。今後も仕事を通して信頼して頂けるよう、丁寧さをとにかく心がけたい。   お世話になった方、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

伝説の一夜 オピント事件について

2017-11-03T14:02:18+00:002014年12月17日|Categories: モバイル, 日々|

今ではすっかり携帯キャリアの一角、むしろ強者として定着した感のある「Softbank」ですが、数年前までは「Vodafone」だったことを、皆さん覚えておいででしょうか。 そういやそうだったな、というくらい今では当たり前の存在になってしまったので、孫さんは本当にすごいなと思いますが、僕はやはり、あの日の夜を忘れることができません。 SoftbankがVodafoneを1兆7千億円というとんでもない金額で買収し、そのすべてのWebサイトを一夜にして変えねばならなかったあの伝説の一夜、「オピント事件」を……   私はその頃Yahoo!に在籍しており、いくつかのサービスを担当していました。 当時、Vodafoneでは「Vodafone live!」という独自のサービスを展開していましたが、これが「Yahoo! ケータイ」というものに変わることになりました。ケータイの物理ボタンに「Y!」というボタンがあったのは今となっては懐かしい限りです。 そのため、ヤフーの中でモバイル(今で言うガラケー)版のあるもの、つまりほとんどすべてのサービスは、ページ中の「Vodafone」の記述などを変更する必要があり、Softbankの担当者は、旧VodafoneのページすべてをSoftbank仕様に改編する必要があったのです。 何せVodafoneの買収は(少なくとも下々の人間には)急転直下でしたから、ほとんど時間がありません。もちろん他の仕事も抱える中、今考えても普通なら数週間かけてもいい程度の作業量を、1日で行うようにとの指令が下されたのです。   そして、VodafoneがSoftbankに切り替わるその日がやってきます。 エンジニアの方々は泊まり込みでの作業を余儀なくされました。私はディレクターというポジションだったため会社へ泊まったわけではありませんが、自宅にて、関連するページのチェックを行っていました。 幸いにも、Yahoo!チームのページは変更点がそれほど多くなかったこともあり、特に大きな問題は起きませんでしたが、Softbankのページで異変が起きてしまいました。 それは、Softbankの優位性を強調するための「ポイント」を説明するページでのこと。 一部に「オピント」という表記があったのです。   「ポイントは、500オピント毎に……」   一体なんだこれは。自宅でPCを見ていた私も一瞬考えましたが、しかし本当に一瞬で理由がわかりました。 これは、日本語で「poinnto」とタイプするところを、「opinnto」としてしまった、いわゆるタイポです。しかも、最初にちゃんと「ポイントは」と言っているのにも関わらず……(そして、なぜ「オピント」が正確にすべてカタカナで変換されたのかは、未だに謎とされています)。 それ以外にも、画像として使われた携帯電話がDoCoMoのものだったり、リンクミスが多発していたり、普通ならYahoo!やSoftbankのWebサイトでリンクミスがあれば重大な事故なのですが、とにかく、今となっては伝説の一夜となっています。 しかしもう一度言いますが、あの時のSoftbankチームは本当に大変だったと思います。今考えても、あれを1日でやるのはありえません。   「オピント」 今となっては笑えますが、何だか憎めない愛おしい響きです。

ギズモードにライターとして参加させて頂くことになりました

2017-11-02T18:16:58+00:002014年12月4日|Categories: お知らせ|Tags: |

以前、ITmediaでブログ連載を始めさせて頂きましたが、この度、機会を頂いてギズモード・ジャパンにライターとして参加させて頂くことになりました。 http://www.gizmodo.jp/2014/06/gizmodo_staff_2014.html ライターと言っても翻訳なので、自分の意見とかを表明しているわけではないのですが、初めて書かせていただいた「私がiPhone 6を捨て、5sに出戻りしたワケ」という記事がとても反響が大きかったようで、今話題の人の褌サービス「Gunosy」にも取り上げらるなど、多くのRTやいいね! をいただいたようです。 こうなると、訳者の私自身はXperia派なんてことも中々言い出しづらく、はてブでは「ゴミ記事」というタグをつけられ、しまいには転載された「エキサイトニュース」の記者名の箇所に「渡邊徹」と文章解析され自動リンクを貼られるなど、これはもう郁恵ちゃんと結婚しなければという事態になっております。 この機会に、編集者の方にプロの(ギズモードの)文章を叩きこまれ、大変勉強になりました。 それに、やはりここまで影響力の強い媒体で記事を書かせてもられることへの感謝と、大きな責任を肝に銘じていきたいと思っております。 何卒よろしくお願い致します。